宝塚歌劇団に入る方法

難関中の難関を突破しなければ…

 

 

「宝塚音楽学校」は、関西では知らない者のないほど超難関です。なにしろ毎年の競争率は20数倍で、30倍近いことも少なくありません。ほぼ30人に1人、最低でも20人に1人の高倍率であるのは、募集人員の少なさにもよります。

 

今年度(2011年)は約40名!と、一貫してまさに少数精鋭のエリート教育を実践しているのです。「より多くの方々に受験してもらえるよう」2009年度から受験方法を大きく変更したと学校側は言いますが、狭き門は変わりません。

 

試験内容は{第1次試験=面接→第2次試験=実技}。基本的な能力を重視する試験内容とし、受験時点での完成度のみならず、受験者の将来性・個性・熱意などを審査するとされています。

 

音楽学校が設立されたのは宝塚歌劇団と同じ1913年のこと。すでに100年近い歴史を有しています。予科のカリキュラムは{声楽クラシック・ピアノ・楽典ソルフェージュ・バレエ・日本舞踊・モダンダンス・タップダンス・ピラティス}などで、音楽と踊りの基礎をみっちりと学ぶもの。

 

本科になると{声楽ポピュラー・演劇・合唱・バレエ・モダンダンス・タップダンス}をメインに、舞台出演のための本格的な実技を磨く構成になっていきます。